2016/11/30
黒髪山に突如あらわれた「わらのいえ」ギャラリー
武雄市山内町の霊峰「黒髪山」の麓に、めちゃめちゃ気になる、ちょっとヘンテコな建物が出現しました。
この建物の正体は、土と藁でできた「ストローベイルハウス」。いわゆる「わらのいえ」です。
「わらのいえ」なんて、子供に絵本で読み聞かせするくらいしか知らなかったのですが、こんな身近に見ることができるなんて!
とにかく独創的!なんとも、キュートな壁でしょ?
この「わらのいえ」の持ち主は、黒髪陶芸作家村にある陶芸家・閑古錐窯の山本英樹さん。
今から8年ほど前、テレビで「ストローベイルハウス」の存在を知ってから、自分でコツコツと一歩一歩作業をされ8年の年月を経て、ようやく形になったそうです。
なんとも素敵なお話ですね!
「わらのいえ」の中は、山本さんの作品が手に取れるギャラリースペースになっています。
これがまた、カッコいいんですよ。
「食器は料理の着物」という言葉が大好きで、自己主張しすぎることなく、料理が映える存在感ある器づくりを目指されている山本さんの作品の数々を手に取ってみることができます。
ヤマモトブラックとも呼ばれている、特徴的な「玄釉」という釉薬を使って作られた器は見るものを魅了します。
「わらのいえ」で流れるゆっくりとした時間の中で楽しむ美しい器と山本さんの粋な会話。なんとも豊な気持ちにさせてくれます。
期間限定でもよいので、深煎りの珈琲が飲めるカフェでもやってくれないかなー、なんて、期待しちゃいます。
閑古錐窯の「わらのいえ」は事前にお電話を頂ければ、ギャラリーとして開設してくださるそうです。みなさん、ぜひ一度「わらのいえ」にお出かけ下さい。
ご連絡は、山本英樹さん(090-8403-6233)までお願いします。