武雄市図書館・歴史資料館 佐賀を動かす~若き日の鍋島茂義と佐賀藩政~
幕末の武雄邑主・鍋島茂義といえば、佐賀藩のなかでも先んじて西洋科学技術に関心をいだき、戊辰戦争で活躍した強力な武雄軍を作りあげたことで知られています。茂義が収集した器物・書籍などは「武雄鍋島家洋学関係資料」として、平成26年、国の重要文化財に指定されました。
また茂義は、佐賀藩のトップである「当役」に若くして就任し、藩政を支えました。しかしながら、33歳のとき当役を辞任し、以降藩政の重職に就かなかったためか、茂義が佐賀藩政にどのように携わったのかは、研究が十分とはいえません。
佐賀大学地域学歴史文化研究センターと武雄市図書館・歴史資料館では、佐賀藩政における茂義の役割を明らかにするため、令和4年度より共同研究を実施し、特に武雄鍋島家の佐賀屋敷の記録である「御日記草書」の分析をすすめました。本展示により、その成果を市内外の皆さまにご紹介します。
主催
佐賀大学地域学歴史文化研究センター、武雄市教育委員会
日程
令和7年2月8日(土)~3月9日(日)
日~木曜日 9時~17時、金・土曜日 9時~18時
場所
武雄市図書館・歴史資料館 蘭学・企画展示室
入場料
無料
企画展関連講座
「茂義と藩主斉直・直正」
講師:伊藤 昭弘 氏(佐賀大学地域学歴史文化研究センター長)
日時
令和7年3月1日(土) 14:00~
※講座終了後、ギャラリートークがあります。
場所
武雄市図書館・歴史資料館 メディアホール
定員
40名(定員になり次第受付終了)
募集開始
令和7年2月5日(水) 9:00~
TEL:0954-28-9105
武雄市歴史資料資料館の公式サイトはこちら
ギャラリートーク
令和7年2月15日(土)、3月8日(土) いずれも14:00~